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ゲイ・ジェンダー

ゲイのぼくが、何故ネトウヨだったか。〜ネトウヨ系ゲイが生まれる理由〜

夏はもう、家にいたい。みんなすばるです。

実はぼく、元ネトウヨなんですよね。

ネトウヨとは、

インターネットの電子掲示板上などで、右翼的、国粋主義的、国家主義的、復古主義的な主張をする人たちを意味する

ネット右翼 – Wikipediaより

「ゲイってリベラルなんじゃないの?」と思ったら大間違い。

平気でフェイスブックに嫌韓動画をシェアしたり、

友達に「日本は韓国を植民地化したことないんだって」とか言ってた時期がありました。

(大反省)

だから、現役ネトウヨだった頃の思考回路はよく覚えているんです。

そこで今回は、ぼくの体験を通して「『ネトウヨ系ゲイ』がなぜ生まれるのか」を考えてみました。

じぶん語り多めですが、許してください(笑)

 

じぶんの存在への漠然とした不安

じぶん語りになっちゃって恐縮ですが、

中学生時代、「ぼくはゲイかもしれない」、と思い始めました。

でも同時に、「ゲイなのは、悪いことだ」と考え、それを隠さなければならないと思いました。

だから、「悪いこと」である「ゲイ」をカバーしてくれる「何か」を欲しました

存在価値、人生の目的、そういう「何か」を。

 

中学生をも虜にする「正義感」

そんなとき、ぼくはあるサイトに出会います。

国民が知らない反日の実態です。

このサイトを読んだ中学生のみんなすばるは、あっという間にネトウヨになりました。

おおざっぱに言うと、中国/韓国は日本を破壊して乗っ取ろうとしていて、それにメディアや議員の一部や有名人が加担している、という内容です。

そこでぼくは、こう思いました。

この日本の危機は、ぼくがなんとかしなきゃいけない」、と。

同時に、こうも思いました。

そうすれば、たとえぼくがゲイだとしても、みんなに認められるはずだ!」、と。

 

「反日」「在日」というスケープゴート

敵の敵は味方。

だから、

日本社会の敵である「反日」「在日」を敵にすれば、
日本社会はゲイであるぼくの味方になってくれる

そう思っていました。(※今は在日外国人が日本社会の敵だとは思っていません)

つまり、「国民が知らない反日の実態」は「反日」というスケープゴートをぼくに用意してくれたのです。

一緒に売国奴のやつらと戦ってくれれば、あなたがたとえゲイだとしても認めてあげるよ」、と。

「ネトウヨマインド」は、悩むぼくをうまく丸め込んだのです。

 

つまり、「名誉ヘテロ男性」になりたい?

振り返ると、中高時代のぼくは認められたかったんですよね、社会や家族や友達や教師に。

でも、ゲイだったら認めてくれない。そう見積もっていました。

だから、ぼくは日本社会が認める「名誉ヘテロ男性」になりたかったんです。

セクシュアリティのせいで不安を感じないで生きられる「ヘテロ男性」、「似非ノンケ」になりたかったわけです。

そうすることでぼくは、日本社会に認められるんだと思っていました。

 

おわりに

そしてこのぼくの経験って、ゲイのネトウヨの方にけっこうあてはまるんじゃないかな、と思います。まあサンプル数1という、統計学者真っ青の議論ですけど。

結局、いっちばん根っこにあるのは「じぶんの存在への不安」なんじゃないでしょうか。

きっと、オウム真理教やイスラム国にも共通することなのかもしれません。

以上、みんなすばるでした。

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