ARとVRがふつうになった世界、見てみたくないですか?
現実世界のカラダや物理法則を超えて竜の上で戦ったり、超人的な能力を手にしたり、他人の気持ちとリンクしてみたり……。
今回紹介する『Warcross』と『Wildcard』(以下、「Warcross」シリーズ)は、AR/VRを最大限にあつかった、最高の胸熱AR/VR × ヤングアダルト小説でした。
主人公のEmika Chen(18)は、その日暮らしのバウンティ・ハンター。VRゲーム「Warcross」の違法賭博プレイヤーを警察に差し出している。
ある日、お金に困って途方に暮れたEmikaはゲームをハックする——そしてその経緯で、一夜にして世界中に名を知られる。すると、ゲームを作った張本人Hideo Tanakaから電話をもらい、彼女は東京に行くことになる。そして彼女は、壮大な物語に足を踏み入れることになる。
もうね、「Warcross」シリーズ、
めっちゃくちゃ面白かったです。
どんな人におすすめ?
- 高校生や大学生(16〜25歳くらい)
- 英語をある程度は読める人(英検準1級くらい?)
高校生や大学生はめちゃめちゃ楽しんで読める気がします。
一応「Warcross」シリーズのジャンルは、いわゆる「ヤングアダルト」。
「ヤングアダルト」とは「高校〜25歳くらいまでの青少年を対象にしたジャンル」のこと。アメリカなどでかなり人気を誇っています。かの『ハンガー・ゲーム The Hunger Games』や『13の理由 Thirteen Reasons Why』などもこのジャンルに入りますね。
ただ、「Warcross」シリーズは残念ながら未邦訳です。英語に抵抗感がない人じゃないと、なかなか読み進めるのはたいへんかも。
でも、最初の章を読めたらきっとのめり込めるはず!!
魅力その①:手に汗握る展開

1度読み始めると、続きが気になりすぎてページをめくる手が止まりませんでした。
「え、どうなったんだろう?」
「ここから何が起こるんだ?」
「あの人たちは何を企んでるんだろう?」
そんな瞬間が、何度も何度も訪れます。
また、VR世界でのバトルシーンも生き生きと描かれています。
ゲーム要素を交えたバトルアクションは、たぶんソードアート・オンラインと似た感じです。もちろん、会話はアメリカチックでキザな瞬間があるんですけどね笑
魅力その②:舞台が東京

ほぼ全編、舞台は東京です。
渋谷・六本木・表参道などが登場しました(笑)
外国の作者の描く東京は、いったいどんなふうになっているのか。
ぜひ読んで確かめてみてください!(笑)
魅力その③:同性カップルも出てくるよ!

ずっと男女のイチャイチャを見るのかな〜って思っていたのですが(別にそれはそれでいい)、途中で実はカップルが出てきます(笑)
ちょっと個人的に嬉しかったですね、ええ。それなりにフィーチャーされるので。
「Warcross」シリーズはどこで読める?
未邦訳なので、基本的にアマゾンでポチる感じになると思います。
ちなみに、洋書を読むならKindleがおすすめです。
実物の洋書は、
- 高い
- 重い(軽いのもあるけど)
- 厚い
の三重苦がありますが、Kindleの電子書籍なら、
- 安い(100円-200円くらいお得)
- 軽い(『Warcross』約500g vs Kindle Paperwhite 205g。ぜんぜん違う)
- 薄い
といったメリットがあるからです。
和書は図書館で無料で読んで、浮いたお金で洋書のKindle書籍を買う、というのがおそらくベストな使い方なんじゃないかと思います。
(弁解ですが、セール時にKindle書籍よりも安かったので『Warcross』だけは実物を買いました)。
というわけで、Kindleもおすすめです。
(※ぼくは第7世代を使ってます)
まとめ
そんなわけで、まとめると以下のようになります。
- 「Warcross」シリーズは最高の胸熱AR/VR × ヤングアダルト小説
- おすすめする人
- 「高校生や大学生(16〜25歳くらい)」
- 「英語をある程度は読める人」
- 魅力
- 手に汗握る展開
- 舞台が東京
- 同性カップルも出てくる
ぜひ皆さんも、良き洋書ライフを。

以上、みんなすばるでした。
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