大学受験

東大合格に役立った、個人的におすすめの参考書・サイトまとめ

「4月から大学受験に向けて頑張るぞ!」と意気込む新高3はきっと多いと思います。
「でも、どの参考書で勉強すればいいんだろう?」と戸惑うはずです。

かくいう僕も、最初は参考書選びで迷走しました。また、東大実戦系の模試でA判定を1度ももらったことがありませんでした。ですが、なんとか東大文科3類に合格しました。

そこで、少しでも東大受験生の役に立つために、僕が使っていた参考書やサイトをまとめてみました!

 

僕の受験に関する情報

この情報、自分には適用できるのかな……?」と悩む方もいるでしょう。そこで、僕の受験に関する情報をまとめて紹介します。

  • 文系・文科3類受験
  • 選択科目(社会):世界史・日本史
  • 選択科目(理科):化学基礎・生物基礎
  • 成績はアンバランス型(英語が得意・数学が超苦手・ほかは平均)

また、一応証拠として、僕の受験当時の成績を開示します。

僕の成績の特徴
  • センター試験よりも二次試験のほうが得意だった
    (=センター試験に特化した勉強をもっとしたほうがセンターの点数はあがる?)
    (ただ、圧縮されることを考えて二次試験重視の学習)
  • 数学が超苦手、英語が得意
  • その他の科目はだいたい平均くらい
  • その結果、全体としては平均に収まる

 

東大合格に役立ったおすすめ参考書・サイト

センター試験・過去問対策は「過去問レビュー」

センター試験の過去問対策としては、河合塾の「大学入試センター試験過去問レビュー」シリーズを使っていました。ぶっちゃけ過去問なので、どこが出していてもだいたい同じだと思います。

  • 着手時期は、11月-1月(11月まではインプット重視)
  • 日本史・世界史は、間違えた問題をこの本から切り取って「間違いまとめノート」を作っていました。

 

 

  • 全科目型の赤本は、「試験形式慣れ」が主眼
  • 日本史・世界史の科目別赤本は、論述対策(出題のされ方・論述の仕方を学ぶ)が主眼
  • 苦手な数学も買った

 

国語

漢検2級

漢検2級までの漢字ができるのであれば、大学受験の漢字はほぼカバーできるはず。
僕自身は漢字が好きだったので、中学時代に勉強してお釣りが来た形になりました。

  • 着手時期は中3(受験前でしたすみません…)

 

古文上達

  • 夏休み中、2-3日に大問1題くらいのペース

 

出る順に学ぶ 頻出古文単語400

  • ぶっちゃけ、古文単語帳はなんでもいい
  • 大事なのは、「1冊に集中」「載っていなかった重要単語・意味は書き入れていく」
  • 僕は通学時間の電車・歩きで読んでた

 

文脈で学ぶ 漢文句形とキーワード

  • 漢文句形の参考書もなんでもいい
  • 大事なのは、「1冊に集中」「載っていなかった重要単語・意味は書き入れていく」
  • 僕は通学時間の電車・歩きで読んでた
  • いろいろな故事成語が面白かった(小並感)

 

数学

数学に関しては不得意すぎたので、あまり参考にならないと思います。

 

数学実践問題集

 

 

日本史

日本史の論点

  • 東大日本史対策としてはイチオシ。
  • 読むだけでも最悪オーケー。

 

トークで攻略する日本史B

(僕が受験したときの参考書は絶版でした。こちらは新版の方)

  • 音声で何度も聴けるので、記憶の定着によい。学校の授業に不満がある場合も、「別の授業」でカバーしてもらう感覚で聴ける。
  • 学習時間の記録をつけていたのですが、手軽に学習時間の「かさ増し」に使えてモチベ維持になった。
  • 通学中に聴いていました。
  • 着手時期は4月から7月、1月。

 

  • 実際の問題で論述を練習しました。

 

学校の日本史論述対策の講座

僕の高校では、日本史の教員が「論述対策講座」を開いてくださっていました。
そこで5月から毎週論述を行っていたので、かなりの練習になりました。

「わからないところは、教科書・資料集を見て書く」

これは記憶の定着にも、プレッシャーの軽減にも役立ったアドバイスでした。

学校で論述対策の講座をやっていない場合は、予備校の講座を受けたり、教員の添削を受けたりするのが良いと思います。

 

世界史

一問一答 世界史(山川)

  • 山川が東大受験にはちょうどよいと判断(東進の一問一答は多すぎ)

 

センター試験 世界史Bの点数が面白いほど取れる本

  • 教科書よりもわかりやすいと思う。

 

「もぎせか世界史講義」

予備校教師の茂木誠さんの世界史講座。Youtubeに音声があがっています。
また、サイトでデータをダウンロードできます。

  • 音声なので、あらゆるところでBGMがわりに聴ける

 

英語

Make Progress in English Reading

この参考書は絶版みたいです……。

帰国子女である関係で、英語はそこそこできました。
課題は「和訳」。微妙な「受験英語」(といっても、正式な意味なので大事ですが)のニュアンスを汲み取るのが難しく、その対策として先生に添削をもらっていました。

 

おわりに

こう見ると、大学受験ってめちゃくちゃたくさん参考書を使いますね……。

でも大学受験の知識は無駄になりません。東大だと受験知識が雑談になったり(笑)、講義の内容が受験の予備知識があったほうがわかりやすい(とくに世界史や哲学)など、あとでいくらでも役立ちます。

ぜひ皆さんも楽しい(?)受験ライフを……。

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