この記事では、『現役東大生が1日を50円で売ってみたら』という本を紹介しています。
「面白い人生を送るために必要なものとは?」
この問いに対する答えは、きっとすでに出ています。
どんな自己啓発本をめくっても、いつも「あるもの」が載っています。
それは、
「行動力」
でも、頭ではわかっていても行動するのってなかなか難しい。
自己啓発本を何冊読もうと、
いかに完璧で壮大なプランを立てようと、
いくら多くの時間があろうと、
「コンファートゾーン」の引力から抜け出せなければ意味がない。
だからこそ、「第二宇宙速度」で飛び出した人たちのことをわれわれは称賛し、羨望し、応援するのでしょう。
(否、東大生に限らないかもしれない)
そんな、ぼくを含めた「頭でっかち人間」におすすめの本を見つけちゃいました。
その名も、『現役東大生が1日を50円で売ってみたら』。

『現役東大生が1日を50円で売ってみたら』とは?
まさにタイトル通り、留年した現役東大生の「高野りょーすけ」さんが1日を50円で売ったらどうなったのかのルポルタージュになっています。
作者の高野りょーすけさんは、何者?
1995年・茨城県生まれ。東京大学理科Ⅱ類に現役合格した。
しかし、勉強以外に自分の取り柄がないこと・将来への不安から自主留年。
2016年3月から「東大生の一日を50円で買ってくれませんか」企画を開始した。
企画を小説・エッセイ投稿サイトの「カクヨム」に投稿したところ、受賞。
本書の出版が決まった。
「東大生の1日を50円で買ってくれませんか?」企画とは?
高野りょーすけさんが「東大生の1日を50円で買ってくれませんか?」というブログ記事で始めた企画。
50円東大生企画の詳細
ごじゆうにごいらいくださいませ
大学生(で留年した)ということもあり時間がございますので、ごじゆうにご依頼くださいませ。1日ではなく、30分や1時間でも、自由な時間を設定してください。50円でさせていただきます。
ごいらいほうほう
TwitterのDM、Facebookのメッセージ、お問い合わせフォームのうちの、どれかからお願い致します..!ご連絡をいただく際に、
- やってほしい内容
- 希望日時(3つほどあげていただけると助かります)
をお書きくださいますよう、よろしくお願い致します。
※2016年3月31日まで、交通費はぼくの方で負担いたします
[追記]ご依頼が殺到したため、2016年4月以降は、東京都以外ですと、ご依頼者さんにお支払いしていただくようにお願いしております…。
『現役東大生が1日を50円で売ってみたら』の魅力
手軽に読めるボリューム
1日で読めます。
でも伝えてくれるメッセージは1日では忘れられません。
軽快でユーモアあふれる文体
どんなお話にも、高野りょーすけさんの「発見」や気づきが書かれていて素敵でした。
ときにシリアスな場面になりつつも、読者を笑顔にさせてくれるようなスタイルがとても魅力的。
濃くも愛しい人たち
いろんな「濃い」人たちとの出会いが記されています。
具体的には、
- 発達障害の天才数学小学生
- ポーカー世界王者
- ニューハーフ
- キャバクラに案内してくれる男
- 自殺未遂した変人
などの計12人とのエピソードが掲載されています。
どの人にも新鮮な驚きをもって接する高野りょーすけさんの観察眼には敬服の一言。
自分の行動の励みに
これを読んですぐ思ったのは、
「え!! 自分もやってみたい!!」
ということ。単純ですね()
きっとこの本を読めば、脱・「頭でっかち人間」できる……かも?
もしかするとそのうち自分の1日を50円で売り出しているかもしれないので、そのときはよろしくお願い致します。よくわかんないけど。

以上、みんなすばるでした。
↓ 今日も投票お願いします!↓
「こんな記事を読みたい」「こう思った!」などなど、
ご感想・ご意見等をぜひお願いします!