筋肉痛が続いています。みんなすばるです。
今回も、「ゲイ 治す 方法」で検索するゲイに送るエールです。
ゲイは「おかしい」のか?
「ゲイは、生物としておかしいんじゃないの?」
これから育ってくるゲイの子も、同じことを思うのかもしれません。
「ぼくは、生物としてまちがっている」
この思いは、中学、高校、大学生1年生になるまで、ずっとぼくのこともとらえ続けました。
君は何もおかしくない。
しかし、君は何もおかしくないのです。
ゲイは治すものではないのです。
それでも君は、「少子化になるから」とか、「生物学的におかしい」とかそういう理由でじぶんを追い詰めるかもしれません。
しかし、ゲイだからこそ、そのような議論に振り回されてはいけません。
(ちなみに、「性的指向を改変できる処置」は基本的にありませんし、推奨されるものでもありません)
中学生・高校生は、目隠し状態
ぼくが大学生になってわかったことは、
中学生・高校生は「目隠し」をされている、ということ。
中学生や高校生には限界があります。
居場所は学校と家の2つであることが多いし、そのために得られる情報が限られてきます。
だからこそ「賢く」ならなきゃいけない
ゲイであることは、(一般的に)変えられないし、変える必要はありません。
ゲイであることは、間違っていません。
この議論は、実はすでにやり尽くされています。
(たとえば、この記事 → LGBTは生物学的にまちがっている?【東大生が反論してみた】)
けれどだからといって、「少子化になるから、ゲイはよくない」「ゲイは、生物学的におかしい」といった難癖はなくなりません。
でも、反論する技術をもつことはできます。
つまり、「賢く」なるということです。
そのためには、
- ほかの当事者と話してみる(ぼくでもいいですよ!)
- ネットで検索してみる
- 本を読んでみる
といったことが必要でしょう。
じぶんが一番やっかいかもしれない
「内面化されたホモフォビア」、つまり「ゲイのじぶんを、じぶんが嫌うこと」、
これが一番やっかいかもしれません。
しかし、これは他の当事者と接したり、知識をつけるといったことで和らげていけます。
やはり「賢さ」なのです。
たとえば、
「どうして少子化になるのはよくないのだろう?」
「生物学的におかしいって、どういうことなんだろう?」
ということを突き詰めて考えると、どこかで腑に落ちるはずです。
たとえば、
「仮に少子化になるとしても、ゲイが責められることなのか?」とか、
「そもそも『生物学的におかしい』っていう言い方自体がおかしくない?」とか。
「異性愛中心主義」という概念を知ることも有効でしょう。
じぶんを安定させる
でも、何よりもまずは、「じぶんでじぶんを許すこと」、「じぶんに納得すること」。
これが大事です。
不安定なじぶんの上になにかを作っても、結局はぐらぐらしてしまうのですから。
そのためには、いろいろな手段が考えられます。
本を読む。コミュニティを作る。友達を作る。ドラマを見る。
なんだっていいのです。
なによりもまず、じぶんを肯定できる環境が必要なのです。
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ちなみにぼくは、高校1年生のときに「ピアフレンズ」でほかのゲイ男性と初めて会いました。
もちろん緊張しましたが、和やかな雰囲気で楽しかったです。
同じ年の子と仲良くなれて、何度か遊びに行きもしました。
やっぱり、「じぶんはひとりじゃない」ということを身を持って知ることは大きいのだと、未だに思います。
あと、上の「glee」はサラッとゲイの人が出てくるからおすすめ。
これを見ているからといって、誰も君をゲイだと疑いはしないはずです。
とにかく伝えたいこと
きみは、ひとりじゃない。
とにかくとにかく、それを言いたいです。
そして、迷い、悩むことに終わりはあります。
だから、じぶんに納得して、生きてほしいです。
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以上、みんなすばるでした。
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