先日こんなツイートをしたら、予想以上に伸びて驚きました。
「結婚して子供を産むのは生き物としての使命」と祖母に言われて、(こういうこと言う人まだいたんだ……)と衝撃を受けたけど、「じゃあおばあちゃんはまだ生きてる必要あるの?」と返してしまうあたり、僕は性格が悪い
— みんなすばる@リラコ (@c_hanger_itr) January 12, 2019
一応言っておきますが、ぼくは祖母にゲイだとカミングアウトしたわけではありません。
ただ「結婚するつもりない」と伝えただけです。
でもそうしたら、祖母が驚いてて(笑)
英語で言うならastonishedな状態。
そして祖母は言ったわけですよ、
「結婚して子供を産むのは生き物としての使命なんだから……」
と。
「子孫繁栄が使命おばさん」は、早く死ぬべき?
「生き物としての使命」を語る人が、マジでまだ現代にもいるのか!!
と珍獣を発見した気分みたいになりました。
それと同時に、は?(怒り)、という感情も当然ながら芽生えたので、ぼくは思わず聞いてしまいました。
「じゃあおばあちゃんはまだ生きてる必要あるの?」と。
だって、祖母はきっともう生物としては用無しです。
出産できないし、子育ても済ませています。別にここから新しく子育てするわけでもないし、子孫繁栄に直接貢献できるわけでもない。
それだったら、早く死んでもらって、貯金を若い世代に残し、払われる年金も社会保障費も節約してもらったほうが、よっぽど子孫繁栄のためになるわけです。
それでもぼくたちは人間だから
ここまで露悪的に書いてしまうと残酷に聞こえますが、「生物としての使命」を想定するなら、残念ながら当然の帰結でしょう。
でも、やっぱり、なにかおかしい。
だとしたら、最初の仮定、すなわち「子孫繁栄こそが生き物としての使命」という想定がおかしなはずです。
だから、「子孫繁栄おばさん(おじさん)」には気づいて欲しい。
「あなたのその論理、じぶんの首を締めませんか?」、と。
ぼくたちはただ、おのおのが幸せだと思っている価値にむかって努力しているだけで、それが人によっては子孫繁栄で、人によっては違うんだ、と。
結びに代えて:結婚プレッシャーはうんこ
ぼくはゲイだから、「どうせ同性婚できないし〜」って感じで「結婚プレッシャー」から逃れることができています。その点で「ゲイで良かったな〜」と思う毎日です。
ところが、「結婚しない理由がない」と思われてしまう(かもしれない)ストレートの人って大変だな〜って。
「結婚する理由」は求められないのに、「結婚しない理由」になった途端、めちゃくちゃ厳しい審査が入ってしまう、この非対称性はなんなんでしょうね??
別に結婚はしたい人がすればいいし、しない人はしなければいい。
それでいいじゃない、と思うわけです。
「必ずしも結婚する必要ない」7割近くに NHK調査 | NHKニュース https://t.co/Gs0NL0eaY4
「それはそう」って感じ。
そもそも同性婚できないから、ぼくは関係ないけど笑 pic.twitter.com/raMFofsZnq— みんなすばる@リラコ (@c_hanger_itr) January 8, 2019
以上、みんなすばるでした。
↓ 今日も投票お願いします!↓
「こんな記事を読みたい」「こう思った!」などなど、
ご感想・ご意見等をぜひお願いします!