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「自分もやってる」に満足するのは管理職失格なのかもしれない

最近気づいてしまったことがある。というか、やっと気づけたことだ。

きっかけは最近のTwitter。


ぼくは、「マネージャー」の顔をして「リーダー」になろうとしていた。そしてそれは、ときに(というかおそらくほとんど)害悪なのだ、ということに気づいた。

 

「リーダー」と「マネージャー」

「リーダー」と「マネージャー」は、人の上に立ちうるという点では一緒だ。けれど、この2つは次の点で大きく異なる。

それは、「リーダーは第一人者であり、マネージャーは第三者である」という点だ。

「リーダー」は物事に率先して取り組み、周囲をひっぱり、巻き込んでいく人のこと。他方、「マネージャー」はチームの作業等の進捗状況を把握し、滞りなく進むようにする管理者責任者だ。少なくとも、ぼくの中では。

リーダーとマネージャーが同じ人であることもあるだろう。実際、ぼくは多くの場合に兼任してきたし、そうするべきだとも思っていた。

でも、ほんとうはそうじゃないんだ。

リーダーとマネージャーは切り離して考えるべきなのだ。

 

「リーダー」と「マネージャー」の役割競合

今一度、リーダーとマネージャーの違いをおさらいする。

  • 「リーダー」――物事に率先して取り組み、周囲をひっぱり、巻き込んでいく人
  • 「マネージャー」――チームの作業等の進捗状況を把握し、滞りなく進むようにする管理者責任者

このように捉えると、2つは次の表のようにまとめられる。

リーダーマネージャー
第一人者・当事者立場第三者
資源集中的資源への見方資源配分的

リーダーは「仕事の第一人者、当事者」として動く。
マネージャーは「仕事の第三者、俯瞰する人」として観察する。

リーダーは「目の前の仕事の実現に向けて、できるだけ頑張る」。
マネージャーは「複数の仕事を見渡し、資源を適切に配分する」。

このように、リーダーに求められることと、マネージャーに求められることは違う。そしてこの違いのせいで、リーダー役割とマネージャー役割はときに競合する。

今一度、さっきの図を見てみよう。

トロッコの行き先がよくわかっているのは、上と下のどちらだろう?

たぶん一番問題なのは、「マネージャーなのに、リーダーになってしまう」パターンだ。

自分がなにか具体的な仕事を成し遂げている。他の人をひっぱっている。
たしかにこの高揚感は、とても気持ちがよいだろう。

ところが、

  • この仕事は、全体のなかでどういう役割を果たしているか
  • ほかの仕事は、今どういう進捗状況なのか

といったことを把握するのは、「当事者性」を発揮しながら(=リーダーをやりながら)だとかなり難しいとぼくは思う。「当事者性」と「第三者性」をじぶんの中に共存させるのは難しいからだ。

指揮棒を振りながらバイオリンを弾ける人を、ぼくは知らない。

 

「指図型マネージャー」も悪くない

世間一般では、「リーダー礼賛」が多いと思う。ぼくも実際にそれに乗せられて、「リーダー」系の自己啓発本を1,2冊読んだことがある。

しかし、リーダーだけいても仕方がない。マネージャーだけいても仕方がない。

そしてまた、リーダーとマネージャーを兼任することは理想的だが、うまく兼任することはとても難しい。

マネージャーとして有能マネージャーとして無能
リーダーとして有能(A)最強(B)ひっぱる型
リーダーとして無能(C)指図型(D)最弱

ぼくは今まで、上の表で言えば「(A)最強」でありたいと願っていた。そして「(C)指図型」を蔑視さえしていた。

ところが、それは極めて不当な考え方なのだ。

リーダーとマネージャーは、持ちつ持たれつの関係であるはずなのだ。稀有な人材は(A)最強たりうるだろう。けれど、ぼくのような凡人は、(B)か(C)のいずれかを引き受けるだけの謙虚さは備えておくべきなのだ。

そういう点で、(C)指図型だって悪くない

というより、他の人を信頼して仕事を割り振っているあたり、もしかすると(C)指図型は、(A)最強よりも「最強」たりうるのかもしれない。

そんなことを、最近思った。

(これ再読しようかな……)

以上、みんなすばるでした。

 

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