皆さん、相席屋を知ってますか?
上のマーク、東京に住んでいる方なら一度は目にしたことがあるはず。
「女性は無料で飲み食いできて、男性が金を払う」とかいう性別役割ここに極まれりなシステムが有名ですよね。
ぼくはこのシステムを聞いた時、
「は? 絶対行くわけねえじゃん。うんち!!」
と半ギレ状態だったわけですが、実態は気になっていたわけです。
だから、「行ってみたいな〜」とも思っていたのですが、
「ゲイが行ったところで何が得られるんだ……」
「というか『”婚活支援酒場”相席屋』やん……」
「控えめに言って営業妨害だよ……」
と葛藤していたせいで、なかなか行けませんでした。
しかし、この度は、
ゲイの友達と2人で、
相席屋に突撃してきました〜〜〜〜〜〜〜!!!
ゲイの友達と相席屋に殴り込んできた✊ pic.twitter.com/uHe6RjE7G2
— みんなすばる@ゲイ東大生 (@c_hanger_itr) October 12, 2018
ノンケなので相席屋行ってきた pic.twitter.com/F0Ue2sCRQE
— おづン (@dn___nd) October 12, 2018
いったい何を言っているのかよくわからない?
安心してください。ぼくもよくわかりません。
そんなわけで今回は、ゲイ2人で相席屋に行った体験をレポートします!!!!
(一緒に行ってくれた友人もnoteで超丁寧に解説&レポートしているので、ぜひそちらもお読みください → づんたの「ゲイが相席屋へ行ったけど、想像以上にシビアだった話」)
準備編:ヘテロセクシュアルパンチを食らう
戦をするにも、まず敵(相席屋)を知るべし。
そこで、グーグル先生に「相席屋」と聞いてみました。
ほほう……。
公式サイトが「完全ガイド – 男性編」を用意してくれているのか……。
良いでしょう。
「ワタクシはオカマだから女性編よ!!!」などとは言わず、「男性編」を開いてあげましょう。
そうすると早速、ゲイには関係ない文章のオンパレード。
これぞヘテロセクシュアルパンチよッ!!!
(※そりゃゲイのことなんて眼中にないに決まってる)
(料金表をCHECKしてみると……)
ふーーーーーーーむ。
30分で脱出すれば1800円のダメージで済む!!
よし、これなら良いだろう!!
そんなわけで、いざ出陣!!!
本番直前編:「相席屋に来る女性は、暴力をふるいがちなEXILEファン男と付き合ってすぐ別れる」
カフェでポッドキャストを収録してから、ぼくとづんたは相席屋某店に向かいました。
行く前は、
「相席屋に来る女性は、暴力をふるいがちなEXILEファン男と付き合ってすぐ別れる」
「どうせそういう人って全然ゲイのこととか知らないはず」
「もういっそのこと『週何回、女装するんですか?』とか聞かれたい」
などツイッターの「偏見」さんも真っ青な偏見を好き放題言ってたくせに、いざ相席屋に来てみると2人とも緊張。
などと供述していました。

ちなみに……
- 特に予約して行かなかった
- 5分くらい店内のベンチで待たされた
- 待たされている間に、いろいろ確認した
- 身分証確認(成人確認)
- 最初の飲み物の注文
- VIPルームの使用有無
- 相席屋のルール確認(料金時間制・密かに店員に言えばチェンジできる等)
といった感じです。
本番編:予想以上の盛り上がり
さて、ぼくたちはすぐに女性2人組のところに通されます。
どちらも、「エレガンス:かわいい=2:3」な感じの女性です。
(※本当は椅子に座ってます)
「こんにちは〜」とすこしぎこちない感じで始まる飲み会。
ぼくがのんきにビュッフェに向かおうとしていたところで、づんたが先手を打ってくれます。
でも女性はどちらも、
と歓迎してくれました!
第一関門クリア!! づんたサンクス!!!
そんなわけで、女子4人()の飲み会が本格的にスタートしたのです。

まず序盤。
づんた選手、鉄板ネタの体験談(ここには書けない)で女子の受けをさらっていきます。
ぼくは、横でビュッフェの食事をパクパク食いながら、時々ツッコミを入れます。
女の人2人は航空業界で働いているとのこと。確かにいそうな雰囲気だ……!
(航空業界はエレガンス:かわいいの配合率が2:3と決まっているのかもしれない)
(※厳密には片方しかCAさんではない)
もはや実質女子会みたいなものなので、お互い女子事情/ゲイ事情にガンガン踏み込みます。
づんたはこっちの性的な事情を話したり、他方でぼくらは女子側の恋愛事情とか出会いアプリのことを話してもらったり……。
それでわかったのですが、女性陣はどちらもぼくの一つ上! 親近感!
そしてなんと、一人は未経験!! かわいい〜〜〜〜!!
(でもぼくも未経験()だから同じ。かわいい〜〜〜〜〜)
なんとも、その未経験の子は両親が超純愛カップルだったからそれにすこし憧れているんだとか(いや、その癖、街コンにめっちゃ行ってるけどw)。
あともう片方の女の子は、職場に好きな人がいるけれど、社内恋愛は禁止だから難しいんだとか(バレると男側が異動になるんだと)。
なかなかストレートの女子も大変そうな様子。
いろいろ紹介したいところですが、実際の飲み会の音声はポッドキャストで流すのでそちらを聞いてみてください(笑)(また投稿したらお知らせします)。
というわけで、その他ハイライト:
- 純愛女子さんには弟がいて、写真を見せてもらったらめっちゃかわいいイケメンだった
- 相席屋に来る男性とLINEを交換しても、店を出たら即ブロック(ひでえ)
- づんたが相席屋の女性店員に「もしかしてオネエですか?」と聞かれる。
と、まあいろいろ話したわけです。
とっっっっっても楽しかったです。
そこで最後に、気になるサイフポイントへのダメージですが……。



約12000円!!!!
ぼくとづんたの財布に6000円のダイレクトアタック!!
あの《オベリスクの巨神兵》を2000も上回る攻撃力……!!
一瞬レジの前で固まりましたが、まあまあいいでしょう。
6000円に見合う楽しい飲み会だったのですから!!!
事後編:ストレート男子は残酷な世界にいる
さて、懐が少し寒くなったぼくとづんたは、事後()のポッドキャストを取るためにチェーンの喫茶店へ。

アイスコーヒーを片手に、ぼくたちはこの相席屋会を振り返りました。
そしてゲイ2人で相席屋に行ってわかったこと。
- 店員が、途中でボトルを入れないか打診してくる。払うのは男性陣。そこでボトルを入れれば、女性陣がハーゲンダッツやピザももらえる。つまり、払わないと男性陣のメンツが潰されるので、追加料金でボトルを入れることがほぼほぼ確定している。
- 相席屋に来る女性陣は、無料で飲み食いできる暇つぶしの場所として見ている。だから、今夜の相手を探しているストレート男子には、なかなかタフな戦場。
- ゲイ男子は、女性に安心してもらえたり、ゲイ事情を話せたりと「ゲイ性」を振りかざせるのでクソ楽しい
といった結果になりました。
この件のポッドキャストも投稿するので、ぜひそちらも聞いてみてください!笑
(また投稿したらお知らせします)
……。
というわけで。
ゲイ2人で相席屋に行ったら、想像以上に楽しい・高い・難しい!!!、という話でした〜〜〜〜〜!
ぜひゲイの皆さんも、一度は相席屋に行ってみてください〜〜〜w

以上、みんなすばるでした。
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